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悪の経典

ずっと読もうと思ってた↓を読みました。
悪の教典悪の教典
(2011/11)
貴志 祐介

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分厚くて読むのに時間掛りそうだなと思っていたけど、睡眠時間を​削って後半は一気に読んでしまった。
こんなに夢中で読んだ本はバトロワ以来だから、まぁ自分には合ってたんだろう。
以下、感想。読書メーターにアップしたら文字数オーバーしてしまった。
※以降ネタバレ注意




-----------
第一章ではあくまでさわやかながら、
カラスを登場させることで不​穏な雰囲気をにおわせるといった手法はお見事。
徐々に徐々に蓮実​の行動がエスカレートし、最後はまさかの、
津山三十人事件を優に​超える戦後最大規模の大量殺人。
前評判を一切見ていなかったのでまさかの展開。
そこに至るまでの数々の犯行の動​機が安直なだけに、
大量殺人という結論に至っても蓮実の異常性で​不自然さをある程度カバーできている。

個人的に読み応えがあるのは、エリ​ート教師の仮面に隠された蓮実の実態が
徐々に明らかになる前半部​分だと思う。

後半はバトロワ式の進行ではあるものの、作者の徹底したご都合主​義の排除が窺える。
蓼沼とか、後半で活躍するのかと思いきや前半​にドロップアウトとか、
うそぉと思いつつその分現実味があった。
バトロワでいったら、三村か杉村ポジションだと思ったのになぁ。。。
​こんなに現実甘くないんだぞと。
現実の非情さみたいなものをさん​ざん見せつけ、
その上で勧善懲罰とはいたらなそうな読後感の悪さ​はホラーだ。


心を打つ作品ではないが、サイコパスというのは実際こういうもん​なのかもしれないと
思わせられた部分は本当にホラーで圧巻。
ちな​みにこれだけの大量殺人で犯人が自殺していない例は日本ではない気がする​ので、
裁判でどんな判決になるかは知りたいところ。
-----------


貴志作品にはずれなしとはいいますが、この作品は売れてるけど賛否両論あるみたいですね。
そのうち↓も読みたいです。
新世界より 上新世界より 上
(2008/01/24)
貴志 祐介

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テーマ : 読書感想
ジャンル : 本・雑誌

シュローダーヘッズとあっぱ聴いてきた@渋谷クアトロ

昨日こんなライブに行ってきました↓
http://www.plankton.co.jp/schroederheadz/index.html

もともとは、スペシャルゲストのあっぱを目当てで行ったんですが、
シュローダーヘッズがすごくよかったです。

まずあっぱですが、東京事変のKey担当の伊澤さんことわっち率いる、
3ピースバンドです。
もともとCDは持ってたけど、生あっぱは初めて。
代表曲でもある「ジプシー」を聴けたのがよかった。感動した。
でもって何より感動したのが、伊澤さんが楽しそうに活動していること。
東京事変解散の痛手から完全復帰してなかった自分にとって、
伊澤さんがこうして活動されているってことが本当にうれしかった。
事変は明るい未来のために出港したんだなと改めて思えてよかった。
ちなみに私のすぐ隣に、わっちの奥さんとお子さんらしき母娘がいました。
奥さんきれいだったー。

でもって、シュローダーヘッズ。
前提知識なしで行ったんですが、めっちゃテンションあがった。楽しかった。
ピアノにWベースにWドラムスという異色の組み合わせ。
ピアノの技術はもう半端ないし本当におもしろかったんですが、
何気にベースとドラムスの技術力にも圧巻。
リズム隊が4人もいてあれだけぴたりと揃うと気持ちいいの一言。
音楽もクラシックのアレンジなんかもあってすごく耳に心地よく、
それでいてノリがすごくよくてまさに生きた音楽で楽しめるライブだった。
気に行ってCD一枚買ってきちゃいました。

ちなみに同じ鍵盤楽器ということで、
思いもかけずJazzピアニカも聴けちゃいました。勉強になった。
改めて、この楽器のことをもっと知らねばと思った。

で、今回、シュローダーヘッズという自分の知らなかった音楽に触れて、
こうなんか、ぱぁっと世界が広がった感があったんですよね。
広がったというよりは、自分の世界の狭さを思い知ったというか。
とたんに、貪欲に何かを吸収したい欲がめらめらと。

もっと色んな音楽を聴きたい。
もっと色んな音楽を奏でたい。
もっと色んな本を読みたい。
もっと色んな場所に行きたい。
もっと色んな人に会いたい。

一切の言葉なしでそういうものに気づかせてくれる音楽ってすばらしいですね。

ということで、いい年してなんですが、
節操無くまたやりたいことが増えました。
落ち着いたら、ライブめぐりとかしたいなぁ。
落ち着くどころかさらに忙しくなりそうだけどww

テーマ : ライブ
ジャンル : 音楽

徹底比較!ムーミン小説とアニメ「楽しいムーミン一家」~①

ということで第一弾。今回比較するのはこちら。

★小説:
 「たのしいムーミン一家」
★アニメ:
 第1話「ムーミン谷の春」
 第2話「魔法の帽子」
 第3話「浜で見つけた難破船」
 第4話「おばけ島へようこそ」
 第5話「ニョロニョロの秘密」
 第6話「小さな小さなお客様」
 第7話「スーツケースの中身」
 第8話「飛行オニの魔術」

本当は小説の1章ごとに比較をしたかったんですが、
アニメとの比較の関係でまとめて比較する結果になっちゃいました。

----------
●設定の差
アニメと比較して、小説の方で大前提で異なる部分。
・スナフキンも冬眠する
・スナフキンもスニフもムーミン屋敷に住んでいる
・ミィが出てこない
・スノークが頻繁に登場
・パパがシルクハットをかぶってない
・じゃこうねずみが出てくる
・スニフが泳げる

こんな感じです。中でも衝撃だったのが「スナフキンも冬眠する」です。
アニメでは、スナフキンが冬になると南の国に旅ってしまう、というのが重要なキーの一つなので、
前章部分を読んだ段階で「えぇっ!?」となってしまいました。
スナフキンが冬になると旅に出る、という切なさがアニメの味の一つ。
登場人物の大部分がムーミン屋敷に住んでるってのも少し異なる空気感ですね。
そしてスナフキンと人気を二分するキャラであるミィも、実は小説1巻では出てきていない。
あと、パパがシルクハットをかぶっていないというのも、アニメ的には結構重要なキーなので驚きでした。
逆に、小説では結構な頻度で出てくるじゃこうねずみはアニメでは出てきません。
出てくるのは映画「ムーミン谷の彗星」だけですね。

----------
●小説とアニメの対応
小説のどの話とアニメの何話が対応しているかをまとめようと思ったんですが、思いのほか複雑に。
ちなみに記載順は小説のストーリーの流れ順。

前章 →アニメの対応なし

第1章 →第1話(春の目覚め~シルクハットの拾得~雲)、第3話(ヘムレンさんの悩み)

第2章 →第1話(かくれんぼ~帽子を捨てる)、第2話(ありじごくをシルクハットに入れる)

第3章 →第3話(難破船を見つける)、第4話(おばけ島へ出発~嵐に遭う)

第4章 →第5話(ニョロニョロにテントを襲われる~ムーミン谷に帰る)

第5章 →第2話(ムーミン屋敷がジャングルに)

第6章 →第6話「小さな小さなお客様」、第7話「スーツケースの中身」

第7章 →第8話「飛行オニの魔術」

上記のとおり、初期のアニメって原作と比較するとかなり複雑な脚本になってるんですよね。
でもアニメとしては時系列ですんなりと見れるようになっていてあっぱれです。

----------
●ストーリーの流れ
★は小説・アニメにしかない部分です。

<小説>
第1章
・春の目覚め
・おさびし山でシルクハットを拾う
・卵のカラが雲になる
・切手コレクションをコンプしてしまい悩んでいるヘムレンさんと遭遇する
・ヘムレンさんの悩みが解決

第2章
・かくれんぼをしてムーミンの姿が変わってしまう
・シルクハットでありじごくを小さな生き物に変える
・シルクハットを捨てる
・シルクハットを拾って隠す

第3章
★じゃこうねずみがムーミン屋敷を出てほら穴に行く
★じゃこうねずみの入れ歯が何かに変わる
・難破船を見つける
・おばけ島に行く
・ヘムレンさんがニョロニョロの気圧計を盗む

第4章
・ニョロニョロがテントに侵入して気圧計を取り返しにくる
・フローレンの前髪が焦げる
・金鉱を見つける
・嵐が去ったあとの海辺で船首飾りを見つける
・ムーミン谷に向けて出発する

第5章
★マメルクを釣った話
・ムーミン屋敷がジャングルに変わる

第6章
・トフスランとビフスランがムーミン屋敷に現れる
・モランを一度追い返す
・再び現れたモランとママが取り引きする
★スノークが裁判をする

第7章
★スナフキンが旅立つ
・なくなったママのハンドバッグが見つかってパーティが始まる
・飛行オニが現れ、みんなの願いをかなえ、ルビーの王様を二つにする

<アニメ>
第1話「ムーミン谷の春」
・春の目覚め
・おさびし山でシルクハットを拾う
・卵のカラが雲になる
・かくれんぼをしてムーミンの姿が変わってしまう
・シルクハットを捨てる

第2話「魔法の帽子」
・シルクハットを拾って隠す
・シルクハットでありじごくを小さな生き物に変える
・ミィがシルクハットに毛糸を入れてムーミン屋敷がジャングルになる
★飛行鬼が帽子を取りに来る

第3話「浜で見つけた難破船」
・切手コレクションをコンプしてしまい悩んでいるヘムレンさんと遭遇する
★難破船を見つけてみんなで回収する
・ヘムレンさんの悩みが解決

第4話「おばけ島へようこそ」
・おばけ島に行く
・ヘムレンさんがニョロニョロの気圧計を盗む

第5話「ニョロニョロの秘密」
・ニョロニョロにテントの周りを取り囲まれる
・フローレンの前髪が焦げる
・金鉱を見つける
・嵐が去ったあとの海辺で船首飾りを見つける
・ムーミン谷に向けて出発する
 
第6話「小さな小さなお客様」
・トフスランとビフスランがムーミン屋敷に現れる
・モランを一度追い返す

第7話「スーツケースの中身」
・再び現れたモランとママが取り引きする

第8話「飛行オニの魔術」
★おばけ島で見つけた美しい船首飾りをフローレンが見つけて沖に捨てる
・なくなったママのハンドバッグが見つかってパーティが始まる
・飛行オニが現れ、みんなの願いをかなえ、ルビーの王様を二つにする

----------
●詳細部分の比較
ということで、もっと細かい部分の差異です。アニメ基準で、アニメとの差異をまとめ。

第1章
・スナフキンが歌を歌う(アニメはハーモニカ)
・ムーミン谷に足跡が残るくらいの雪が残っている
・おさびし山でシルクハットを見つけるのがスニフ(アニメはスナフキン)
・シルクハットを屑かごにしようと言いだすのはパパ(アニメはママ)
・卵のカラを捨てるのはムーミン(アニメはパパ)
・ヘムレンさんの悩みを言い当てるのはムーミン(アニメはスナフキン)
・ヘムレンさんの悩みを解決するのはスノーク(アニメはヘムレンさん自身)
・雲は翌日に消えた(アニメではすぐに消えた)

第2章
・ムーミンの姿が変わった時点で帽子を捨てていない(アニメでは捨てる)
・ヘムレンさんとスノークもかくれんぼに参加(アニメでは子どもたちだけ)
・ありじごくが穴の中に引き込んだのはママ(アニメではフローレン)
・ありじごくを小さい生き物に変えたのはムーミンとスノーク(アニメはムーミンとスナフキン)
・シルクハットに閉じ込めたありじごくをムーミン屋敷まで持って帰る。

第3章
・じゃこうねずみの話(アニメにはない)
 →ここでじゃこうねずみが話している内容がすべて「ムーミン谷の彗星」の思い出話なのが興味深い。
・難破船を改装しない(アニメではみんなで修復)
・難破船の命名式をする(アニメでは命名しない)
・おばけ島にスニフも行く(アニメではスニフは留守番)

第4章
・ニョロニョロがテントの中に侵入してくる(アニメだと取り囲まれるだけ)
・フローレンの前髪がこげたことが朝までわからない(アニメだとすぐにわかる)
・スニフが泳げる(アニメだとそもそも泳げない)
・金鉱を見つけるのがスノーク(アニメだとスノーク)
・船首飾りを見つけるのはフローレン(アニメだとムーミン)

第5章
・みんなで洞穴に行き、マメルクを釣る話がアニメでは出てこない。
 ……が、実は第62話「魔法の言葉」で、スナフキンとヘムレンさんが釣ろうとしている魚がこのマメルク。
・ムーミン屋敷をジャングルにしてしまうのがミィ。
・日が沈むまでジャングルで遊ぶ(アニメでは飛行オニがやってきてすぐに枯らす&帽子を返す)

第6章
・トフスラントビフスランはミムラに会わない
・ヘムレンさんがトフスラントビフスランの通訳になる
・スーツケースの持ち主はスノークが裁判で決める(アニメではフローレンが聞きだす)
・ママがモランと取り引きした物は飛行オニのシルクハット(アニメではフローレンからムーミンがもらったハート型の貝殻)

第7章
・スナフキンが旅立ってムーミンが悲しむ(アニメだと船首飾りを見つけられなくて悲しむ)
・飛行オニの帽子が新品になっている(アニメだと第2話の時点で返している)
・飛行オニがママにもらって食べるのはパンケーキ(アニメだと木イチゴのジュース)
・みんなが頼む願い事が違う(アニメでは願い事をかなえられるのも3人)
 例)ムーミン:パーティのごちそうをスナフキンに届ける(アニメではフローレンの目を治す)
   スノーク:フローレンの目を治す(アニメでは願いを言わない)

こうやってまとめると、キャラ設定の差もあることながら、行動するキャラクターが結構違います。
アニメだとスナフキンがしていることを、半分くらいスノークがやっているのも特徴。
小説には出てこないミィが、アニメではレギュラーキャラ、ということも影響しているかも。
----------
ということで、第1弾終了です。

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

徹底比較!ムーミン小説とアニメ「楽しいムーミン一家」~着手に当たって

しばらくブログ放置してました。

さて、フィンランドに行くことになりまして、ムーミンの小説を読み直し始めたわけですが。
かれこれムーミンの小説を読んだのは十年以上も前。
一方で、アニメ「楽しいムーミン一家」の方はDVDボックスを持っていて週に四日くらいは見てる。
全78話のあらすじはほぼすべて頭に入っていて、初期の話だったらほぼ台詞まで言える。

となると、当然、小説とアニメの差、みたいなものに、小説を読み進めて行って気がつくわけです。

ネットでそういう資料がないか少し探してみたのですが、意外なことにヒットしない。
ないなら自分で資料作っちゃおうじゃないかと。

ということで、いつまで続くかわかりませんが、ムーミンの原作小説と、
アニメ「楽しいムーミン一家」の比較を資料としてまとめていきたいと思います。
ちなみに、アニメの方は細部まで頭に入ってるので、見返さないでまとめたいと思います。

誰得というかあくまで自分得です。
小説全8巻分まとまったら、無料の電子書籍にでもまとめようかな。

着手するに当たって、比較したい項目を上げておきたいと思います。
----------
●設定の差
 話の内容いかん、まずは大前提で異なる部分を。
●小説とアニメの対応
 小説のどの話とアニメの何話が対応しているか。
●ストーリーの流れ
 話の流れを比較。
●詳細部分の比較
 ストーリーのより細かい部分で差があるところを。
 ちなみに、以下は無視する方針。
 ・台詞の違い
 ・キャラクターのキャラ設定(主に性格)の違いによる差
----------
ということで、いざ!

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

プロフィール

晴海まどか

Author:晴海まどか
戦う文章クリエイター。書く方の活字中毒。
impress QuickBooksより以下発売中。
●「明日が雨でも晴れでも」(ライブドアブログ・impress QuickBooks主催「ライトなラノベコンテスト」特別賞受賞)
●「髪の毛探偵 石神くん」シリーズ

電子書籍で個人出版もやってます。日本独立作家同盟にて『月刊群雛』にも作品や編集で参加中。

【生息地】
主に東京23区。でも千葉にも年中出没。

【好きなもの】
椎名林檎/東京事変/ムーミン/ドラえもん/怪盗キッド

【アクセス方法】
ツイッター(@harumima)かブログのメールフォーム経由でお願いします。

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