スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

いい文章について考える3 ~「は」と「が」を選択せよ

なんだかんだで、いい文章を考えるシリーズその3です。

※いつまで続くかは知りません。
※次回がいつかも知りません。
※個人的な見解を多分に含みます。


……この※↑を書き連ねた上で本題に入るってのは非常に楽だなぁ。


今回は主格の「は」と「が」。
「私は」とか「私が」とか主語にくっつけて使う奴らです。
日本語を勉強する外人さんが
使い分けに苦労する部分の一つじゃないでしょーか。
最近この使い分けについて悶々と考えていたのでその話。

ちょっと前に、お知り合いの方が出されているこういう本を読みまして。
電子書籍を出す人は知っておきたい文章術
日本語文法の観点から、読みやすい文章を書くにはの本です。
例文も豊富で日本語文法のおさらいになるのでおすすめ。

で、この本に「は」と「が」についての説明があったので
ちょっとだけ抜粋させていただきます。

「~は」――相手がすでに知っていると思われる情報を示すときに用いる
「~が」――相手がまだ知らないであろう情報を示すときに用いる

諸説あるそうですが、明言している本にあまり出会ったことがないので
ちょっと目からウロコでした。

とまぁこんな感じで、「は」と「が」にも使い分けはあるのですが、
いざ小説を書いていると結構迷います。
思い返してみると、普段書いてるときは、
主語を強調したいかどうかで一応使い分けてる気がします。

「私は彼女に教えた」
 この場合は、「彼女に」を強調(≒「彼女」以外の誰かがいる?)

私が彼女に教えた」
 この場合は、「私が」を強調(≒「私」以外の誰かがいる?)

とか言って、ホントにこの感じで使い分けてるのかよ自分、
と思ったので、「戦う僕らのRGB」の冒頭部分を見直してみた。

「よかった、と笑んだ友子前を向いた。」
 →ここは「友子」を強調したい文ではないので「は」でOK

「休み時間になった途端、女子グループ瑞希の机を取り囲んだ。」
 →これは「女子グループ」を強調してるので「が」でOK

「次の授業の開始を告げるチャイム鳴った。」
 →……何を強調とかないけど、これは「は」にはできない文章な気がする。

結局よくわからなくなってしまった(爆)
でも、三つ目の文章を「は」にすると、絶対におかしい。
「は」「が」を入れ換えできない文章って結構ある気がするんですよね。
でもこの「おかしい」って感覚にうまい説明ができない→ふりだしに戻る。

会社時代にこの「は」と「が」の使い分けがいまいちな原稿を渡されたことがあって、
必死に添削したことがあるんですが、
そのときもどうしてダメなのかをうまく説明できなかったんですよね。
「てにをは」もそうですけど、読書量とか執筆経験とか、そういうものの蓄積で、
なんとなく正しい雰囲気でこなせちゃっているものってある気がしていて、
そういうのって時々怖いなと思います。
自分のなんとなくの常識が間違っていることがもしかしたらあるかもしれないですし。
理由をちゃんと説明できるようにしたいと思うA型人間。

というわけでここまで書いておいて何ですが、
「は」と「が」の使い分けについて、自分の言葉でいまだに説明ができません。
もうしばらく悶々としそうです。



文章術つながりで。
「テクニカルライターが教える、文章の見た目を良くする技術」を
紹介いただきました☆

【電子書籍紹介】「テクニカルライターが教える、文章の見た目を良くする技術」晴海まどか(著)/つつみこむように
テクニカルライターが教える、文章の見た目を良くする技術
「やさしすぎる戦士」なんて書いていただいてしまいましたが、
基本的に私が戦ってるのは自分自身とです。限界に挑戦。

ついでに紹介したので。
戦う僕らのRGB [完全版]

コメントの投稿

非公開コメント

No title

自分と戦うのが一番難しいですよ。
私は自分自身とwin-winの関係を築くにはどうすればいいか、いつも模索しています。

Re: No title

>92さん
自分に厳しすぎても潰れますしね……。
最近は眠気が強すぎる自分と戦うのがもっぱらです。

「は」と「が」の違い

初めまして。私なりに「は」と「が」の使い方を整理したものを送らせて頂きます。別に新しい使い方を見つけたというのではなく、整理の仕方が私なりなだけです。

日本語に主語があるのかないのかというのは議論されているところではあるが、話を進める都合上、「aはA」及び「aがA」という形の文の「a」を主部,「A」を述部と形式的に呼ぶことにします.
①{サメ,クジラ,マグロ}の中でほ乳類はどれか?という質問に対する答え
「クジラがほ乳類だ」は「クジラ」については「ほ乳類だ」ということを強く肯定し、その他のもの(「サメ」と「マグロ」)については否定的な主張と受け取れます。それに対して、同じ質問に対する答え「クジラはほ乳類だ」は「クジラ」については肯定しているけれど、その他のもの(「サメ」と「マグロ」)については肯定も否定的もしていないと受け取れます。
「a」を含む集合が与えられている(または想定される)場合、「a」と「A」の結びつきが「a」以外よりも強いと主張したいときは「aがA」と言います。「a」と「A」の結びつきは肯定するが「a」以外については肯定も否定もしないときは「aはA」と言います。
②生まれて初めて動物園でキリンを見た子供が「うわー、首が長ーい!」といった場合、動物の「首」というものは必ずしも「長い」わけではないが、今見ている「首」については「長い」と主張いていると考えられる。それに対して、数学の定理「三角形の内角の和は180°である」は、どの「三角形の内角の和」も「180°である」という主張だと考えられる。
 どの「a」についても「A」と言えるわけではないが、この「a」については「A」と言えるという場合は「aがA」と言います。どの「a」についても「A」なのだと主張する場合は「aはA」と言います。
③薄曇りの日の地平線近くにある月を見て「うわー、月が赤いぞ!」と言った場合、「月」というものはいつも「赤い」わけではないが、この時は「赤い」と主張していると考えられます。それに対して「太陽は東から昇る」という命題は「太陽」がいつでも「東から昇る」という主張だと考えられます。
 いつの「a」についても「A」とは言えないのだが、この時は「A」と主張する場合は「aがA」と言います。いつの「a」についても「A」と主張する場合は「aはA」と言います。
 http://www.k3.dion.ne.jp/~okayasu1 も見て頂けると光栄です。 KO

Re: 「は」と「が」の違い

>KOさん
ものすごく丁寧なコメントありがとうございます。
(このコメントだけで一記事になりそう……)
URLをご教示頂いたサイトも覗いてみます!
プロフィール

晴海まどか

Author:晴海まどか
戦う文章クリエイター。書く方の活字中毒。
impress QuickBooksより以下発売中。
●「明日が雨でも晴れでも」(ライブドアブログ・impress QuickBooks主催「ライトなラノベコンテスト」特別賞受賞)
●「髪の毛探偵 石神くん」シリーズ

電子書籍で個人出版もやってます。日本独立作家同盟にて『月刊群雛』にも作品や編集で参加中。

【生息地】
主に東京23区。でも千葉にも年中出没。

【好きなもの】
椎名林檎/東京事変/ムーミン/ドラえもん/怪盗キッド

【アクセス方法】
ツイッター(@harumima)かブログのメールフォーム経由でお願いします。

最新記事
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
最新コメント
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSリンクの表示
検索フォーム
リンク
訪問者
QRコード
QR
harumiの最近読んだ本
日本独立作家同盟ロゴマーク40×40背景透明日本独立作家同盟
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。